名古屋市東区 大幸歯科クリニック

砂田橋駅より徒歩5分。お口に関するお悩みは、大幸歯科クリニックで承ります。

入れ歯

治療の流れ

1.型をとります

(必要ならばこの前に個々の患者さん専用のトレーを作るために型を取ります)

2.かみ合わせの高さ、位置、入れ歯の大きさを決めます
3.人工の歯を並べて仮の入れ歯を作成します
4.かみ合わせのチェックをします

5.技工所で入れ歯を制作します

6.装着して調整します

※調整のため、数回ご来院いただきます。

入れ歯について

金属床
金属床

入れ歯の床にコバルトクロムやチタンなどを使用したもの。
精度が高く、厚みも薄く作ることができます。

img_denture01
ドイツ式入れ歯
(1例としてリーゲルテレスコープ)

リーゲルとはドイツ語でかんぬきのこと。入れ歯に装着された小さなかんぬきと口腔内の歯にかんぬきがはまる被せ物を作ることによって、かんぬきをかけた状態では入れ歯が外れることがなく、入れ歯と歯が一体となるため自分の歯に近い感覚で噛める入れ歯ができます。インプラント治療が怖い方や片側の奥歯がなくなって反対側の歯でしか噛めない方などにはお勧めの治療方法です。
歯の状態やケースによってはできない場合がございますのでご相談ください。

img_denture02
ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャーは、歯茎に似た色の義歯床のため、口内で安定させる設計となっており、見た目が自然で快適です。
この入れ歯は、通常の部分入れ歯にある金属製の留め具(クラスプ)がないため、笑ったり話したりした際に他人に気づかれにくいという特徴があります。

プラスチック床
プラスチック床

健康保険が利用できます。
強度を保つため、厚く作る必要があります。
変形しやすく、割れてしまうこともあります。
 

材料や方法による3つの違い

入れ歯の治療は、使用する材料や方法により主に3つの点で違いがあります。

金属床なら薄くて丈夫
違いその1 違和感(薄さ)
違和感が少ない

プラスチック床の入れ歯は、強度を保つため、厚く製作する必要があります。これが大きな違和感の原因です。 金属床なら薄くて丈夫な入れ歯が作れるので、違和感も最小限にすることが可能です。

プラスチックの磨耗(5年間使用後)
違いその2 安定性(よく噛める)
しっかり噛める

プラスチック床は強く噛むとたわんでしまいます。さらに長期間の使用により少しずつ変形し、徐々に噛めなくなってきます。 金属床なら、たわみや変形も少ないので、しっかりと安定した噛み心地になります。

金属床なら食事もおいしい
違いその3 温かさ・冷たさを感じる
熱が伝わる

上あごをおおう入れ歯の場合、プラスチック床では温かいものや冷たいものを食べても熱を感じにくくなります。
たとえば、温かいお茶を飲んでも、上あごはその温かさをあまり感じることができません。
その点、金属床は熱の伝導にも優れているので、食べ物の温かさや冷たさをしっかり感じることができます。

入れ歯の種類

部分入れ歯

名称 ワンポイント 素材 長所 短所
コバルトクロム
床義歯
がっちり 義歯床にコバルトクロムを使用
  • 薄いため、違和感が少ない
  • 硬いため、安定した噛み心地になる
  • 上あごをおおう場合、食べ物の熱が伝わる
  • バネが理想的な形態に作れる
  • 割れにくく、変形しない
  • 金属アレルギーになることがある
チタン床義歯 健康・軽量 義歯床にチタンを使用
  • 薄いため、違和感が少ない
  • 硬いため、安定した噛み心地になる
  • 上あごをおおう場合、食べ物の熱が伝わる
  • バネが理想的な形態に作れる
  • 割れにくく、変形しない
  • 軽い
  • 金属アレルギーにならない
 
ノンクラスプ
義歯
美しい ナイロンを使用
  • バネが無いので入れ歯だと気づかれにくい
  • 違和感が少なく、装着感もよい
  • チタン・コバルトクロムに比べ安価
  • 歯の間や義歯の下に物が詰まりにくい
  • 定期的に作り変える必要がある
リーゲルテレスコープ 自分の歯の感覚に近い さまざまな種類がある
入れ歯の補助的な固定装置
  • しっかり噛める
  • リーゲル(かんぬき)をかけることによって入れ歯が外れない
  • 自分の歯に近い感覚
  • バネがないので入れ歯だと気づかれにくい
  • お口の状態によっては使用できない
プラスチック
義歯
保険適用 義歯床にプラスチックを使用
  • 健康保険が適用できる
  • 調整が容易
  • 精度を高く作るのが難しく、安定して噛めない
  • 口の中の違和感が大きい
  • バネが目立つ
  • 割れたり変形しやすく、耐久性が低い
  • 上あごを覆う場合、食べ物の熱が伝わらない

総入れ歯

名称 ワンポイント 素材 長所 短所
コバルトクロム床義歯 がっちり 義歯床にコバルトクロムを使用
  • 薄いため、違和感が少ない
  • 硬いため、安定した噛み心地になる
  • 上あごをおおう場合、食べ物の熱が伝わる
  • 割れにくく、変形しない
  • 金属アレルギーになることがある
チタン床義歯 健康・軽量 義歯床にチタンを使用
  • 薄いため、違和感が少ない
  • 硬いため、安定した噛み心地になる
  • 上あごをおおう場合、食べ物の熱が伝わる
  • 割れにくく、変形しない
  • 軽い
  • 金属アレルギーにならない
 
リーゲルテレスコープ 自分の歯に近い感覚 さまざまな種類がある
入れ歯の補助的な固定装置
  • リーゲル(かんぬき)をかけることによって入れ歯が外れない
  • しっかり噛める
  • 自分の歯に近い感覚 追加
  • 残っている歯の状態、本数によってできない場合がある
プラスチック義歯 保険適用 義歯床にプラスチックを使用
  • 健康保険が適用できる
  • 調整が容易
  • 精度を高く作るのが難しく、安定して噛めない
  • 口の中の違和感が大きい
  • バネが目立つ
  • 割れたり変形しやすく、耐久性が低い
  • 上あごを覆う場合、食べ物の熱が伝わらない

自費診療について

自費診療について詳しくはこちら

ご予約・お問い合わせはこちら